血液検査

当院での採血は、基本的に院外へ検査を依頼しています。次回の診察時に説明となりますが、下記の検査は約15分程度で当日の結果説明が可能です。
  • PT—INR:トロンビン時間(ワーファリンの内服治療調節を行います)
  • 血糖値、HbA1c(糖尿病の評価を行います)
  • トロポニンT(虚血性心疾患などの心筋マーカー)
  • NT-proBNP(心不全治療の指標をとります)
  • CRP(炎症の程度を見ます)

血管脈波検査

動脈硬化は、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、大動脈瘤、腎不全など数々の重篤な疾患の原因となるものですが、進行するまでは症状が出ないため、沈黙の殺人者(サイレント・キラー)とも呼ばれています。その動脈硬化の程度を簡単に評価できる検査装置です。仰向けに寝た状態で、両足と両手に血圧計を巻き、何度か測定をします。時間は5分程度で体への負担も少ない検査です。糖尿病、高血圧症、高脂血症、タバコを吸われる方には動脈硬化の程度の目安を知るため、また治療効果の判定に有効です。当院では予約なしで結果も当日すぐにお話することが可能です。検査代は1,000円です。 この検査によって下記の2つのことがわかります。
1.CAVI(Cardio Ankle Vasucular Index):キャビィ:動脈の硬さの指標
CAVIは血管の硬さを測定し、血管年齢を表示します。動脈硬化が進むと、CAVI値が上がります。数値が9.0を超えると心筋梗塞や脳梗塞などのリスクが高くなります。
2.ABI(Ankle Brachial Index):血管の詰まりの指標
足の動脈に詰まりがあるかどうかを検査します。ABI値が0.9未満になると末梢動脈疾患の疑いが高まり、値が低くなるほど重症な状態を表します。

超音波検査

心臓
ベットに左横向きで寝た状態で、胸にゼリーを塗って検査します。心臓の大きさ、動き、弁の形態、血液の流れなどを観察し、心臓が正常に働いているかどうかを判断する検査です。 心筋梗塞や心肥大、弁膜症、先天性疾患などがわかります。また、治療方法の選択、治療効果の判定、手術時期の決定などにも役立ちます。検査の時間は約20分です。
頸動脈
首にゼリーを塗って、左右にある頸動脈の血管の太さ、動脈硬化の程度、血栓の有無、血液の流れなどをみる検査です。 脳に血流を送る重要な血管である頸動脈の動脈硬化による狭窄や、脳梗塞や脳塞栓などの脳血管疾患の原因となる血栓の存在などについて調べます。頸動脈の動脈硬化が強い場合には、心臓の冠動脈の動脈硬化(狭心症や心筋梗塞)を合併することも多く、全身の動脈硬化を判断する上で有用です。高脂血症、糖尿病、高血圧症などの方に有益な検査です。検査の時間は約20分です。

ホルター心電図

小型の携帯型心電計を装着し、日常生活の心電図を約24時間にわたって記録する検査です。胸に5か所心電図の電極シールを貼り、小さな機械を取り付けます。 短時間での心電図検査ではとらえられない不整脈の出現頻度や狭心症の有無などを調べる検査です。動悸や胸痛、失神などの症状がある方に有益な検査です。 機械装着中は基本的には通常通りの生活をしていただきますが、入浴、シャワーは出来ません。 多量の汗をかくと電極シールが剥がれることがあるので激しい運動は控えてください。 翌日には機械を外すために御来院いただき、そこから結果の解析を行うため、結果は外した日の翌日以降にお話させていただきます。

心電図

心電図でわかることに不整脈・心筋梗塞・狭心症・心筋症などがあります。 ただし、狭心症や不整脈では発作がある時でないと心電図変化がないことが一般的です。測定時の心電図が正常だからといって心臓の病気がないとは言い切れません。そのため、必要な時にはより長い時間の心電図を記録するホルター心電図(24時間記録します)、心臓の超音波検査(エコー)や血液検査などにより判断します。逆に健康診断などで、心電図異常があった場合にも最終的に「問題なし」や「経過観察」と判断される場合(病気とは言えず、治療の必要性なし)も結構あります。

スモーカライザー

禁煙治療に使用します。 タバコを吸うことで肺の中の一酸化炭素濃度が上がります。息を吹いてもらうことにより、呼気中一酸化炭素濃度の測定をします。 禁煙効果が数値として見えるので、患者さまご自身に禁煙効果を実感していただけます。